現在は

常滑フィールド・トリップ2009

常滑フィールド・トリップ

会期
2009年10月10日(土) - 10月18日(日) 10:00−17:00 会期中無休
  
オープニングパーティ
日時:10月10日(土) 18:30 - 20:00
会場:INAXライブミュージアム 世界のタイル博物館

会場  
「やきもの散歩道」「とこなめ中央商店街」「INAXライブミュージアム」
をむすぶルート約2.5km上の25カ所の展覧会場

主催: 常滑フィールド・トリップ2009実行委員会
〒479-0836 愛知県常滑市栄町2-65
mail@tokoname-fieldtrip.jp
http://www.tokoname-fieldtrip.jp/

公式ウェブサイト常滑フィールド・トリップ2009

■詳しいルートマップは、インフォメーションセンター「rin'」で配布しております。作品の正確な場所は、そのルートマップでお確かめください。

→ rin'(インフォメーションセンター)へのアクセス

関連イベント
ワークショップ 
シンポジウム 議題:「地域と創造」
live&performance 3組の出演者と作品/会場:INAXライブミュージアム
詳細は 公式ウェブサイトまで

25組の出展者



家原 利明「赤い記憶」
赤いガムテープで補強された箱や、赤いペンで印を付けられた箸や薬瓶など。おばあさんの遺した数々の赤い生活用品をもとに、記憶を掘り返してみました。

伊藤 かおり「呼吸する」
晴れた日に一斉に布団を干す。真っ白な布団が一斉に青空に広がる。そんな気持ちの良い光景を常滑で実現させようと考えました。

伊藤 祐基「ソング・ライン」
アボリジニは、人である以前に自分たちが何であったかを知っています。
ではこの場所は誰なんだろう。僕らは何だっただろう。

宇田 もも「空景色」
私の中で常滑の色はどういうわけか薄い水色。そこから出発し、町や人やこの空き地との関わりの中で作られる常滑の景色。

大杉 三千代「間」
同列に並ぶもの。随分乱暴なことをした後、猫がこちらを見に来た。後方で怪しげな音がなって、なんだかとてもじゃないけど見る気にはなれない。

織田 真二「ヒカリノハナ イロノタネ」
私の展示する場所はかつては焼き物をつくる作業場でした。今も土の香りの残るモノクロームの空間に、光と色とが揺らめく空間をつくりだします。

片山 一葉「庭の縁」
個人的な思いや人となりからつくられる「庭」は、常滑というまちの景観を形作り、見る者に静かな印象を残す。その庭と、庭の主の関係を見つめる作品。

金子夏海と北河原良太+ワークショップメンバー「巨大な泥玉」
人は、土で生かされ土に帰ります。
このやさしい形をした泥玉の中に入ると記憶が始まる前の自分に帰りまた土から生まれる。そんな体感ができるかも。

岸 美智代「境目に重なる時」
一階から二階にかけてものを積み上げることによって空間の境目、時の積み重なりを考える。

北浦 智恵「海沿いをあるく」
日々の営みが紡がれる町並み、わずかに残るかつての海岸沿いの面影を辿りながら歩くショート・トリップ。

久木田 茜「Nobody Nowhere」
ここはどこで、私というものはなんであるのか?使われなくなったトイレの空間に入ったとき、問いかけのかたちが浮かび上がる。私は確かにここにいる。

桑山 明美「常滑トレース」
地中から生まれた鉄製品は人々と共に生きて来た。朽ちてもいつかは新たな姿を再び現すだろう。鉄と植物を写しとったインスタレーション。

河野 恵「一期一会」
〜路地空間からの新たなる常滑〜
あなたとこうして出会っているこの時間は二度と巡っては来ないたった一度きりのもの。だからこの一瞬を大切に今出来る最高のおもてなしをしましょう。

小林 大地「風魅鳥(かざみどり)」
風が吹けばみえてくる 
風車が回れば動きだす 
風に向かっていざはばたけば 
みえない風がみえてくる 
風の魅力がみえてくる

近藤 まどか「People in the mirror」
人の営み 街の営み
とけてゆく輪郭 鏡の中の人々

坂倉 守「weed(雑草、役に立たない人やもの)」
空き家と庭での4ヶ月。雑草を育て、不用品を集め、周辺の景色を借用し、一体どれが作品なのか、どこからが作品なのか。交錯する内と外、人為と自然。

谷澤 陽佑「その場所の特別な雰囲気」
出展者たちがそれぞれ土地や建物を選び、そこで続けられた観察と対話。
その場所の特別な雰囲気が探りだされ形作られてくる。その約4ヶ月の記録映像。
上映会 :10月16日 (金) 17: 30 - INAXライブミュージアム

名古屋芸術大学
Re:Designプロジェクト「とこトイ展」
私たちは、常滑の小学生などを対象として身近なモノを材料とした遊び道具を作るワークショップを展開します。

丹羽 康博「川端の家」
滞在、空き家の改装、近隣住民や制作者などとの交流から生じる行為や思索。作品と生きることとを問い、新たな制作の方法を導き出すための実験的試み。

浜比嘉 良裕「洗濯物」
黒煙の空を泳いでいる衣類(スス付き)を笑顔で眺めている繁栄風景。それを思い浮かべて制作しています。

平田 哲生「町の引き出し」
町のフィールドワークで発見した、常滑のなるほど物件情報を仕込んだ古い引き出し。ルートのあちこちに設置された引き出しを見ながら、あたりを探す。

藤田 庸子「おみやげレイヤー」
当たり前に落ちているものや景色も、我々と同じく多くのことを見て思い出を持っています。常滑の思い出レイヤーを重ね、持ち帰れる記憶のかたまりを制作します。

松村 かおり「海中で円をかく」
遥か遠い光や空気を描き留めたいと思っています。常滑の細道をぬけて海を眺めて描きました。

横井 彰「ナンジャモンジャ」
街の人に教えてもらった、商店街のお寺にある変な名前の木。その木の絵を描く。

lightnote
(伊藤正人+吉田知古)「海辺へ」
古い家屋を改装したアトリエ“light note house”で、文章と写真のことを考えています。

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