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鷹野隆大 個展「花街びと」

鷹野隆大 個展「花街びと」
2009年11月8日(日)-12月20日(日)
会場:ギャラリーM
〒470-0131 愛知県日進市岩崎町根裏24-2
Tel: 0561-74-1705 Fax:0561-74-1603
http://gallery-m.cool.ne.jp/
開場時間:11:00~19:00
休廊:月/火曜日
オープニングレセプション:2009年11月8日(日)17:00-
是非足をお運びの上ご参加頂けますようお願い申し上げます。
技術・出力協賛:有限会社アクティブアーツ
協力:ユミコチバアソシエイツ




■ ステートメント
花のある街、花のある人、花のある人生。
人生は花を求める旅である。
しかし花は一瞬の命しか持たない。
ということはつまり、
人生の大半は地味で退屈ということだ。

今回はその地味で退屈な毎日を撮り続けているシリーズ「毎日写真」からの展示
である。

平凡な花々、
ありきたりの街並み、
ふつうの人々。

もう十年以上、一日も欠かさずに撮り続けているが、
華々しい奇跡はいまだ顕われない。
迂闊にもその瞬間を逃し続けているだけかもしれないが、
最近ではもうそんなものは期待しなくなっている。

無名のものたちから何かを汲み取り記録する、
今回はそういう「水を運ぶ人」の写真である。
ここに並ぶ花はいまだ花ではない花たちである。

2009年10月 鷹野隆大


■ 鷹野 隆大(タカノ リュウダイ) プロフィール
写真家。1963年福井県生まれ。1987年早稲田大学政治経済学部卒。2006年にセクシュアリティをテーマにした写真集「IN MY ROOM」(蒼穹舎)で木村伊兵衛写真賞受賞。性のあり方を問い直す作品の他、日本の都市空間を日々記録し続けている。東京都写真美術館や上海
美術館などに作品が収蔵されている。

主な個展
2000 「ヨコたわるラフ」 ツァイト・フォト・サロン(東京)
2006 「イン・マイ・ルーム」 ナディッフ(東京)
   「男の乗り方」 ツァイト・フォト・サロン(東京)
「ぼくの部屋」 ギャラリー M (愛知)
2008 「ぱらぱら」 ツァイト・フォト・サロン(東京)
2009 「おれと」 ナディッフ(東京)
   「記録と記憶とあと何か」 府中市美術館(東京)
「男の乗り方」 ギャラリー・アット・ラムフロム(東京)

主なグループ展
2001 「手探りのキッス 日本の現代写真」東京都写真美術館(東京)他
2004 「日常の変貌」 群馬県立近代美術館(群馬)
2008 「液晶絵画 スティル|モーション」 国立国際美術館(大阪)他(三重県)(東京)
    「PARIS PHOTO 2008」 カルーセル・ドゥ・ルーブル(パリ、フランス)
2009 高松次郎|鷹野隆大「“写真の写真”と写真」 太宰府天満宮宝物殿(福岡)
    「中国現代美術との出会い ―日中当代芸術にみる21世紀的未来」栃木県立美術館(栃木)

パブリック・コレクション
東京都写真美術館、国際交流基金、川崎市市民ミュージアム、上海美術館、太宰府天満宮

作品集
『IN MY ROOM』 蒼穹舎(2005年)
『鷹野隆大 1993-1996』 蒼穹舎(2006年)
『ぱらぱら まりあ/としひさ』 Akio Nagasawa Publishing(2009年)
『ぱらぱら ソフトクリーム/歯磨き』 Akio Nagasawa Publishing(2009年)
『男の乗り方』 Akio Nagasawa Publishing(2009年)



今後の予定*****************************
グループ展
2009年12月19日~2010年4月18日 『貴方を愛するときと憎むとき』 
沖縄県立博物館・美術館(沖縄)
2010年1月6日〜1月20日 『まばゆい、がらんどう』
東京藝術大学大学美術館(東京)

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