現在は

小栗沙弥子×百合草尚子

あいちトリエンナーレ2010まちなか展開事業
「アートからまちへ、まちからアートへ」
*ーアートのイエー*
N-mark+名古屋芸術大学駒井貞治研究室

小栗沙弥子×百合草尚子
2010年1月9日(金)ー2月21日(日)
時間:午前10時30分〜午後5時まで
会場:錦パークビル 公開空地
所在地:愛知県名古屋市中区錦2丁目4-3


アートのイエ
http://www.n-mark.com/ie/

あいちトリエンナーレ2010まちなか展開事業
http://www.tri2010-fushimi.com/


このプロジェクトは2010年開催の「あいちトリエンナーレ」のPRを緊急雇用創出事業として行うものである。
愛知芸術文化センター、名古屋市美術館及び長者町地区の周辺地域に、4つのチームが制作、運営するアートブースが出現します。
私たちのブースはブースのデザイン設計を、名古屋芸術大学駒井貞治研究室が、中で行われるコンテンツのコーディネートをN-markが行いました。
このブースは「ダブル」をキーワードに着想しました。最初の「double」は「2」「倍」を意味し、同時に2名の作家が、さらに、会期を2期に分け計2 組4名の作家が作品を展示します。
もうひとつの「w」は「ウィンドウ(窓)」の「w」です。デュシャンの「French window」ヒッチコックの「裏窓」ビル・ゲイツの「windows」、窓は多くの人のクリエイティビティを刺激するひとつのシンボルであるかのようです。
結果、ブースは2つの空間に区切られ、作品は窓から覗くという体裁のもにデザインされました。
前期には、日常の小さな営みを大きな喜びにかえるかのような、カラフルでハッピーな作品を制作する平田さち。そして過剰にまでに巨大化された「飛び出し坊や」や実物大の車の模型など、ストレートなユーモアが魅力の名和知弘。
後期には、闇に光りを当てるように、捨てられた物や忘れられた場所を作品として蘇らせる小栗沙弥子。習作のような曖昧さで描かれる動植物で独特の世界を作り出す百合草尚子。
期間中、4名の作家がそれぞれの小宇宙を小さな室内空間に展開させます。
名古屋の都心、巨大なビルの脇にひっそり寄生するように現れた「アートのイエ」での展覧会。そっと覗いてみて下さい。

前期/2009年11月21日(土)ー12月27日(日)
名和知弘
1983/愛知県生まれ
2006/名古屋造形芸術大学彫刻コース卒業
主な展覧会
2009/OTONOTANI ART PROGRAM(岐阜県揖斐高原貝月リゾート/岐阜)
2008/個展"ありがとう、アナタはいつも優しいのね。"(house bee/愛知)
2005/ケチャップ(TPR Futur Lounge/愛知)

平田さち
1979/高知県生まれ
2000/嵯峨美術短期大学空間造形コース卒業
主な展覧会
2009/1floor 2009「THREE DUBS」(神戸アートビレッジセンター/神戸市)
2003/個展"fine tuning"(出石小学校/岡山)個展"fine tuning"(ギャラリー
ココ/京都)
2001/個展(ギャラリーココ/京都)

後期/2010年1月9日(金)ー2月21日(日)
小栗沙弥子
1978/岐阜県生まれ
2004/愛知県立芸術大学美術学部油画科研究生修了
主な展覧会
2009/個展"Works for Y.A.L."(YEBISU ART LABO GALLERY /愛知)
2007/City net Asia (ソウル市美術館/ソウル)
2006/個展"テリトリー"(名古屋市市政資料館 /愛知)

百合草尚子
1975/愛知県生まれ
2000/名古屋芸術大学大学院美術研究科修了
主な展覧会
2008/個展"solo exhibition/4 artists"(GALLERY CAPTION/岐阜)
2006/International Workshop for Visual Artists(Remisen/デンマーク)
2005/Double Bind-Seoul Fringe Festival(アートスペース・ヒュー/韓国)

<まちなか展開事業に関するお問合せ先>
〒460-0003 名古屋中区錦2-13-24先 伏見地下街内
あいちトリエンナーレ「まちなか展開事業」伏見事務局
TEL:052-201-0285、FAX:052-201-0315、E-mail:info@tri2010-ffushimi.com

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