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線跡senseki - 永田浩子、 文谷有佳里、 村田仁

線跡 senseki

「線」。それは、基本的なものとしてありふれた日常に存在していますが、作家として作品をつくる事に於いて必ず一度は「線」というものについて考え立ち止まる時があります。
今展では、「線跡」というタイトルをつけ作家がつくり上げた跡を捉える事により再度「線」を見つめ直し、可能性を広げる場としてありたいと考えています。
永田浩子さんは線や面を仲介にして一筆一筆を時の流れと重ね合わせながら、画面の中で対話をするように絵画的な展開をみせています。
文谷有佳里さんは無意識な手の動きから生まれる素直なドローイングを描きます。リズミカルで繊細な線や筆圧が強い線。彼女の持つ潜在的な個性がうかがえます。
村田仁さんは詩の朗読や映像作品など多様な表現方法で文字を扱い、詩人として「今」を見据えている様子に時間軸としての生の線を感じます。
3人による異なった表情の線跡は、線という概念の枠組みをそれぞれ異なった角度で見る事ができます。 (企画・茶谷麻里)

線跡 senseki - 永田 浩子、 文谷 有佳里、 村田 仁

2011年10月28日(金) -11月6日(日)
 ※11月3日(木・祝)金土日のみ開廊
11:00 - 19:00
オープニングパーティー:10月29日(土) 18:00 - 20:00

Gallery GOHON
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