現在は

峰田 寛 - Allegory, Mediologie

峰田寛(Mineda hiroshi) - Allegory, Mediologie

statement
物事や構築物は作用ほど重要ではない。絵画という「メディウム」や「形式」も同様なのだ。

私にとって絵画の核心とは、キャンパスの上に塗られた絵具という物質的
生産基盤(インフラ)に安住してしまうホームレス·リプレゼンテーションにとどまるものではないし、また文化的な枠組みによって保証を与えられる
閉域でもない。トラウマの忘却による絵画の豊かさ?。そうではなく、もっとも重要なのは、それによって生じる絶えざる変換の連鎖なのだ。素材の、思考の、イメージへの、ある感覚的価値への、去来し、留まり、転移し、制止しながら差延し続ける、絶えざる変換の連鎖として作用する能力なのだ。
そして、その能力によって、どこまで芸術であり続けながらそうではないものを併含できるか、この限界への問いをたえず繰り返すことこそが重要なのだ。

会期:2011年10 月29日(土) – 11月22日(火)
会場:YEBISU ART LABO Gallery(名古屋)
〒460-0003愛知県名古屋市中区錦2-5-29えびすビル PART 1 4F
TEL/FAX 052-203-8024
http://www.artlabo.net
info@artlabo.net

Artholic Freepaper: 展覧会情報投稿コーナー