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KAMEの翼プロジェクト—加藤元、大見明子Agoraアトリエ滞在制作

KAMEの翼プロジェクト
選考者:加藤元(京都芸大教授・中原浩大氏推薦)
大見明子(東京芸大教授・日比野克彦氏推薦)
2012年7月28日〜8月31日のアゴラ子ども美術工場主宰のキャンプからアゴラに一ヶ月間滞在し、制作活動される。

2012年9月1日(土)- 30日(日)
加藤元、大見明子 作品展
Agora ギャラリー 11:00-19:00(月、金 休み)

特別イベント
第2・4の週末開催
アーティスト高橋匡太の光ワークショップ

“KAMEの翼”プロジェクトチーム
〒436-0008静岡県掛川市千羽1679
Agora子ども美術工場内
電話/FAX 0537-27-1428
kamenotsubasa@gmail.com

アーティスト

加藤元  
1975年兵庫県生まれ
2009年京都市立芸術大学大学院 美術研究科彫刻専攻 修了
アゴラとの出会いは昨年プレイベントに参加していた大塚さんがきっかけでした。
彼女から色々と話を聞いた上で「一度この目で見てみよう」と思いました。昨年十二月、初めてアゴラを訪ねました。渋垂さんからアゴラについての話を聞きアゴラを見学するなかで、複雑な高揚感を感じたのを覚えています。ここに集う子供達や大人達とのかかわり合いの中で感じることや、普段生活している住み慣れた環境ではなく、勝手の知らない少し不便な環境のなかで“どう反応出来るか”を楽しみたいと思います。一ヶ月、アゴラでの生活の成り行きに身を委ね、自分の直感に従いたいと思います。 (加藤元)

大見明子
1977年 奈良県生まれ
2010年 東京藝術大学大学院 映像研究科アニメーション専攻 修了
アゴラには去年の十二月に初めて行きました。訪れると子供たちが居て、なにやらああだこうだ言いながら、無邪気に何かを作っています。ルールは無く、子供たちが作ってみたい、試してみたいと思うものを時間をかけて思い切り作るのだと渋垂さんはおっしゃいました。私のこれまでの作品制作は、決まった機材と決まった手法、決まった場所でのみ作ってきました。生活の場所を変えて作品を作ることでどうなるのか、今の自分にはまったくわかりません。だけど、今までの少ない経験とか考えは一旦脇に置いといて、自分に何ができるのか考え始めています。緊張して固くなってしまった身体をほぐすように、ここアゴラでは思いついたこと、感じたこと、やってみたいと思うことを、ただただ素直に試してみたいと思っています。(大見明子)

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