現在は

FILE-N005 パーソナルギャラリーのあり方

2000年代以降の日本のアート界のトピックとして、鑑賞する場の多様化が挙げられます。従来の美術館やコマーシャルギャラリーとは異なる、いわゆるオルタナティブスペースが増え、アートシーンの中で重要な役割を果たしつつあります。さらに近年では、より小規模でかつ個人的なスペースを活用した事例が増えてきました。それらはオーナーが所有する場を用いて提供する、期間限定のパブリックな鑑賞空間といえます。当然こうした活動には様々な制限も伴いますが、一方でより身近な距離感での作品体験には、アートと鑑賞者の関係をより豊かに更新する可能性があるように思えます。今回のトークでは東京の小平でリマスタを主宰する末永史尚さんと、名古屋でCROSSINGを主宰する田中由紀子さんのお話をうかがいながら、こうした活動の意義について考えてみたいと思います。

入場無料/予約不要

2012年12月26日 19:30 - 21:00

パルル https://www.facebook.com/parlwrjapan
〒460-0007 名古屋市中区新栄2-2-19 TEL:052-262-3629

プロフィール:
末永史尚 1974年生まれ、画家 http://www.fumisue.sakura.ne.jp/remasta.html
田中由紀子 美術批評、ライター http://www6.ocn.ne.jp/~crossing/

主催:FILE-N(石崎尚、筒井宏樹)、新見永治

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